神戸洋家具のキャビネット

神戸洋家具のキャビネット

洋家具発祥の地と言われる神戸。
「脚もの」「箱もの」など船大工の装飾技術を活かし、洋家具のジャンルの中でも発展へと向かっていきました。
時代背景や生活のスタイルも変化をたどり製作の機会は減りましたが、神戸の培った伝統や技術やスタイルを継承していく気持ちを心の奥に秘め、日々の手仕事へ向か合っています。

私が職人を志した中で憧れた先人たちの良き時代、手仕事であふれる時代の家具です。
彫りもの、轆轤など様々なデティールを木地師として職人冥利に尽きる「箱もの」でした。