2024.04.03
WEBOさんでのイベントから長く空きました。
オーダーいただいたお仕事と期末の応援作業を終え、ようやく装飾鉢の新しいモデルへ取組みます。
本職の家具屋のディティールを落とし込む「新しい形」として模索する中、表現のひとつとして辿り着いた「木製装飾鉢」。
私が家具職人の世界に入り、ベテランの爺ちゃん職人から耳にした「めんどくさい」という言葉。
手離れの良い仕事は回転も良くいいものだけれど、このニュアンスには別の意味がありました。
向き合う時間も多く手の込んだ「美しい家具」=「めんどくさい」という洋家具の仕事。
ボヤキつつも完成されたフォルムは、長年練り上げた手仕事の魅力が溢れる美しい家具でした。
そんな「めんどくさい」の先にある形をライフワークとしてやっていきたいと思ったのがきっかけです。
まだサンプルですが、この「猫脚」パターンのディティール鉢は洋家具のラインのから生まれる美しさ。
ディティールを活かしたデザインを、これから生み出せたらと思います。
無垢の表情の良さが伝わりるスタンダードな鉢もまたWEBOさんへお届け予定です。
また完成次第お知らせいたします。